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料理の雑学

自律神経を整えるには食事の内容や時間、生活リズムに関係があります

食生活の乱れなどから
自律神経のバランスが崩れ
食べ過ぎや消化不良につながる
と言われています。

また

生活における
ストレスや過労
環境などによって
自律神経がうまく機能しなくなり
体調が悪くなる場合もあります。

自律神経とは?

自律神経とは
血圧や呼吸数など
自分の意志とは関係なく
自動的に調整する
神経系の一部です。

自律神経は

交感神経
副交感神経

の2つにわけられます。

2つの神経は
相反する作用をしており
体のさまざまな機能を
バランス良く維持する役割をしています。

・交感神経

交感神経は
興奮を促進します。

心臓の働きが活発になり
心拍数を上げたり

血管の拡張
血流の増加
血圧の上昇
血糖値を増加させる

など
体を活動的な状態
調整します。

 

・副交感神経

副交感神経は
安静を促進します。

胃腸の機能が高まり
消化を促します。

リラックスや休息時に
活発になることで
心臓・呼吸の働きが抑えられ
エネルギーの保存や修復に働き
身体を安静に保とうとします。

ですので
運動や仕事をするときは
交感神経が主に働き

食事や睡眠のときには
主に副交感神経が働いています。

自律神経のバランスが崩れると
健康に問題が発生する可能性があります。

心理的なストレス
生活習慣
疾患
などが
自律神経のバランスに
影響を与えることがあります。

食事と自律神経の関係

自律神経は
内臓の働きに深く関係しています。

ですので
食事は
自律神経に直接影響を与える
要因の一つと考えられています。

空腹のときに
糖質を多く含む
パンやお菓子などの炭水化物を
突然食べると急激に
糖が上昇します。

すると
血糖値を下げようと
自律神経やホルモンが反応して
血糖値が急降下する
現象がおきます。

低血糖になると
エネルギーがうまく回らなくなり

眠気のだるさ
イライラ
頭痛
吐き気
動悸
不安感
発汗
食べているのに空腹感

などが引き起こされます。

ですので
血糖値の急激な上昇や下降は
交感神経と副交感神経のバランスが
崩れてしまいます。

血糖値以外にも
胃腸に負担がかからない
消化の良い物

腹八分目で
満足できる食事
することを
心がけましょう。

規則的な食事の時間と睡眠の時間は生活リズムや自律神経を整えます

日々のリズムや
生活の中でのタイミングも
自律神経に影響を与えます。

規則正しい生活リズムを
保つことは
副交感神経を優位に保ち
リラックスや良質な睡眠に
働きます。

食事の時間と自律神経

食事の時間は
体内のリズムを調整する
役割があるので大切です。

規則正しい時間の食事は
血糖値の安定化を助けてくれ
副交感神経を活性化させます。

不規則な食事や食べ過ぎは
血糖値の急上昇、急降下の恐れがあるので
自律神経が乱れてしまう場合があります。

睡眠の時間と自律神経

十分な睡眠をとると
副交感神経の活性化に働き
体の修復や免疫機能の向上
繋がります。

時間の遅い夕食は
消化の状態で
眠りに入ることになります。

すると
睡眠の質が下がり
睡眠不足になりやすいです。

食事は
できるだけ就寝の3時間前までに
済ませましょう。

睡眠不足になると
ストレスホルモンが増加し
自律神経のバランスを崩す
可能性があります。

規則正しい
睡眠サイクルを確保して
体内時計の調整や
生活リズムを
整えましょう。

自律神経を整えるのに良い栄養素と悪い食べ物、飲み物

バランスの取れた食事は
栄養の摂取だけでなく
自律神経の調整にも
役立ちます。

特に
ビタミンミネラルの適切な摂取は
神経機能に必要な栄養素です。

バランスのとれた食事は
自律神経の健康維持に必要です。

自律神経を健康に保つ栄養素

・ビタミンE

自律神経やホルモンの分泌を
調整する役割があります。

アーモンド
オリーブオイル
アボカド
しそ
うなぎ
かぼちゃ など

 

・ビタミンC

ストレスがかかった時に
耐えれるように
体を守る働きがあります。

ピーマン
レモン
ほうれん草
ブロッコリー など

 

・ビタミンB群

ビタミンCと同じように
ストレスに対抗する働きがあります。

神経の動きを
正常に保つ働きがありますが
強いストレスがかかると
極端に消費されます。

玄米
うなぎ
マグロ
レバー

イワシ
あさり など

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・カルシウム、マグネシウム

カルシウムは
マグネシウムと一緒に働き
心臓のリズムを整えます。

カルシウム

チーズ
しらす
桜エビ
ひじき
しそ など

 

マグネシウム

大豆
ごま
アーモンド
あおさ など

 

・亜鉛

脳の神経伝達物質を作る
栄養素です。

イライラや不安感などの
精神的な不安の改善
期待ができます。

生牡蠣
レバー
牛肉
卵黄
かに など

自律神経が乱れやすい食べ物と飲み物

・砂糖と加工食品

糖質の高い食品や加工食品は
血糖値の急激な上昇と
下降を引き起こし
交感神経を刺激します。

これにより
不安やイライラが
増加する可能性があります。

 

・過剰な塩分

高塩分の食事は
血圧を上昇させる可能性があり
交感神経を刺激してしまいます。

適切な範囲で
塩分を摂りましょう。

1日の塩分量は
7g未満です。

 

・アルコール

過度なアルコール摂取は
神経系にダメージを与える可能性があり
交感神経の活性化や
睡眠の乱れを引き起こすことがあります。

 

・脂肪やコレステロールの多い食品

高脂肪・高コレステロールの食事は
動脈硬化
血流の悪化を引き起こす可能性があり
自律神経の調節に
影響を与えることがあります。

自立神経を健康的に保つバランスの摂れた食事

栄養バランスの偏った食事は
必要な栄養素の不足を招きます。

体の調整機能を助ける
ビタミンやミネラルが不足すると
自律神経の乱れにつながります。

主食、主菜、副菜を揃えて
バランスのとれた食事を摂りましょう。

朝食にプラスすると良いおすすめ食品

ヨーグルト

腸内環境を整え
副交感神経を
活性化させる助けになります。

 

果物

ビタミンやミネラルを摂りながら
血糖値の急激な上昇を緩和します。

 

昼食、夕食に良い食品

鶏胸肉や魚
低脂肪で高タンパクな食材は
エネルギーと筋肉の維持に
役立ちます。

 

野菜

野菜は豊富な栄養素が含まれているので
消化器官の働きを
サポートしてくれます。

 

サーモンやアボカド

オメガ-3脂肪酸が含まれる食材は
脳機能や心血管健康に
良い働きがあります。

 

玄米

玄米は白米と比べると
血糖値の安定が期待でき
エネルギーを持続させる役割があります。

 

さつまいも

低GI食品で
血糖値を安定させます。

 

・自律神経の維持に良いおすすめの飲み物

緑茶

カフェインが含まれますが
リラックス効果もあるため
適度に摂ると良いです。

白湯

体温に近い温かい水は
消化器官を活発にし
体を温めます。

 

ハーブティー

カモミールやラベンダーは
リラックス効果があります。

 

どの食材も過剰に摂るのではなく
他の食材と合わせて
バランスの良い食事を心がけてください。

まとめ

食事の内容や時間
睡眠不足やストレスの影響で
自律神経が乱れてしまい
体調不良となる場合があります。

自律神経を整えるには
食生活や生活習慣を見直したり
ストレスをコントロールしたり
することが大切です。

自律神経の調整や
神経伝達物質の合成に
必要な栄養素が不足しないように

規則正しい時間に食事をして
バランスの取れた食事を
心がけましょう。

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