家庭料理の教科書7大特典プレゼント

料理の雑学

消化不良をおこす!?玄米の栄養成分と美肌効果と便秘効果

玄米は体に良いと聞いたことはありませんか?

玄米は白米より栄養価が高く
体に良い効果があると言われています。

玄米と白米の違いや
玄米には
どのような栄養の効果が
期待できるのでしょうか?

玄米と白米の違い

玄米
稲の実から
もみ殻を取り除いたもの
のことです。

色は
ぬかや胚芽が残っているので
茶色っぽい色をしています。

 

白米
玄米から
ぬかと胚芽を取り除いて
精白したものです。

色は
ぬかや胚芽を取り除いていますので
白い色をしています。

 

玄米を精米する際に
一部だけ削って精米する事もできます。
それを
分づき米と良います。

玄米が食べにくいと思われる方は
分づき米にしても良いでしょう。

玄米の栄養効果

玄米は白米より
豊富な栄養が含まれています。

白米では取り除く
ぬかや胚芽
ビタミンミネラル
食物繊維などの豊富な栄養素が
含まれています。

 

・ビタミン

玄米にはビタミンB群
豊富に含まれています。

ビタミンB群には
体調を整える働きがあります。

体を動かすためのエネルギーは
エネルギーのもととなる
炭水化物だけを摂っても
ビタミンB群が不足していると
エネルギーに変えることができません。

エネルギーが不足していると
疲れやすくなったり
します。

玄米であれば
炭水化物とビタミンB群を
一度に両方摂ることができます。

また
神経の機能を正常に保ったり
神経伝達物質の合成を助ける働きがあります。

玄米に含まれているビタミンEには

動脈硬化の予防
血圧低下
悪玉コレステロールの減少
生活習慣病の予防

などの
効果があります。

 

・ミネラル

玄米には

鉄分
マグネシウム
リン

などのミネラルも豊富に含まれています。

ミネラルには

歯や骨の形成
血液をきれいにする働き

があります。

 

・食物繊維

玄米には
不溶性食物繊維が含まれており
便のかさを増やし
ぜん動運動を活発にして
腸内環境を改善する働きがあります。

 

・フィチン酸

玄米に含まれている
フィチン酸はリン酸化合物の一種で
ビタミンBの仲間です。

フィチン酸は
強い抗酸化作用があります。

また

血栓症の予防
貧血の予防
中性脂肪などの
生活習慣病の原因となる血液の改善効果
体内の毒素を排出する働き

があります。

 

玄米の美肌効果

肌の健康は
腸内環境と関係が深い
と言われています。

腸内には

善玉菌
悪玉菌
日和見菌

の3つの菌があり
それぞれ

善玉菌  2割
悪玉菌  1割
日和見菌 7割

が理想の割合です。

腸内の悪玉菌の割合が多くなると
腸内に有害物質を作り出し
腸内環境が悪化してしまいます。

 

腸内環境が悪化すると
肌や身体の様々な不調が現れます。

腸内環境が原因で
肌荒れが起こっている場合
腸内環境を整えれば
肌荒れが起こりにくくなったり
調子が良くなることがあります。

また
腸内環境を整えることで
便秘の解消にも効果があります。

玄米に含まれる食物繊維は
不溶性食物繊維で
消化吸収されないので
便のかさが増え
ぜん動運動が活発になり
便秘に効果があります。

ですが
不溶性食物繊維ばかり摂ると
腸内の水分が奪われてしまうので
便秘が悪化してしまうことがあります。

ですので
水溶性食物繊維と一緒に摂ると
便の水分量を高めてくれるので
便秘に効果があります。

 

玄米は消化不良を起こす!?

玄米は基本的に
消化がよい食べ物ではありません。

玄米に含まれている
不溶性食物繊維は
胃で分解できません。

そのため
消化不良を起こしてしまいます。

消化不良を起こさないためには

浸水時間を長くする
しっかりとよく噛んで食べる
玄米の食べる回数を変えてみる
胃腸の調子を整える

などの
対策を取ると
消化不良を起こしにくくなります。

 

まとめ

玄米は
ビタミンやミネラル
食物繊維などが
白米より多く含まれています。

玄米は
ビタミンBと炭水化物を
同時に摂取できるので
効率よくエネルギーに
変えることができます。

また
玄米には
美肌効果があり
腸内環境を整えることによって
肌に良い効果をもたらします。

ですが
玄米は消化が良くないので
よく噛んで食べるようにしてください。

 

玄米が美味しくなる
炊き方をご紹介しています。

参考玄米の浸水時間や炊飯器と圧力鍋を使った水の量と炊き方 

体に良いと言われている玄米ですが 水の量や浸水時間など 白米と同じ方法で良いのでしょうか? 玄米の美味しくなる 炊き方をご紹介します。 玄米の美味しい炊き方 まずは 玄米を量ります。 お米用の計量カッ ...

続きを見る

家庭料理の教科書7大特典プレゼント

-料理の雑学
-,