バナナは
もっちりした食感で
濃厚な甘みがあるので
高カロリーのイメージがありませんか?
しかし
バナナのカロリーは
100gあたり93kcalで
大きさによって
多少の誤差はありますが
皮をむいた可食部は
だいたい100g前後なので
バナナ1本で93kcal前後です。
目次
主食とバナナ1本分はどちらがカロリーが高い?低脂質のバナナは一日何本まで?
白米や食パンなどの主食と比べて
カロリーや脂質が低めで
腹持ちが良いので
ダイエットにも役立つ果物です。
バナナ
1本(約100g)93kcal
脂質 0.2g
白米
茶碗に軽く1杯(約150g)234kcal
脂質 0.45g
食パン
1枚(約80g)197kcal
脂質 3g
低カロリー低脂質で
栄養があるからと
毎食
バナナだけ食べると
栄養が偏ってしまいます。
バナナの1日の目安は
およそ200gです。
1〜2本程度に
しましょう。
バナナを食べ過ぎてしまうと
糖質を摂りすぎてしまいます。
糖質を摂りすぎると
エネルギーとして消費されず
体内に脂肪として
蓄えられてしまい
肥満の原因になります。
バナナの栄養はスポーツや運動で効果が発揮されます
スポーツ前のバナナ摂取効果
・エネルギー供給
バナナには
炭水化物の
ブドウ糖
果糖
でんぷん
が豊富に含まれているので
急速にエネルギーに変わり
筋肉のパフォーマンスの向上に
役立ちます。
特に
短時間での運動や
持久力が必要なスポーツ前に
摂取することで
エネルギー供給が期待できます。
・カリウム補給
バナナには
豊富なカリウムが
含まれています。
運動中には
カリウムが失われることがあり
バナナを摂取することで
筋肉の収縮や
神経機能を助ける働きがあるので
筋肉の疲労を軽減できます。
スポーツ中のバナナ摂取効果
・クイックエネルギー
スポーツ中でも
バナナを摂ることで
すぐにエネルギーの供給ができます。
手軽な食べ物として
スポーツ中に
エネルギー補給が必要な場合に
便利です。
・ミネラル補給
バナナには
脱水症状をを予防する
ミネラルが含まれています。
バナナは水分とともに摂ることで
スポーツ中に失われたミネラルの補給ができ
脱水症状の予防や
体内の水分バランスを保つのに
役立ちます。
スポーツ後のバナナ摂取効果
・筋肉の修復
運動後は筋肉がダメージを受けているので
なるべく早く筋肉の修復が必要です。
バナナに含まれる
タンパク質やビタミンB6が
筋肉の修復・再生を促進し
疲労回復をサポートします。
・糖分補給
バナナの糖分は
急速にエネルギーに変わり
スポーツ後に補給したい
肝臓や筋肉に必要な糖を
補給してくれます。
バナナは手軽で
栄養価が高いので
スポーツをするときに
適しています。
バナナの栄養は女性が気になる美肌に効果があります
美肌に良いバナナの栄養素
・ビタミンCと抗酸化作用
バナナには
ビタミンCが豊富に含まれています。
ビタミンCは抗酸化作用があり
肌の老化やダメージから守り
コラーゲンの生成を促進します。
肌の弾力性や
ツヤを維持する働きが
期待できます。
・ ビタミンAと保湿効果
バナナには
ビタミンAも含まれています。
ビタミンAは
肌の保湿をサポートし
乾燥からくる肌荒れを防ぎます。
さらに
新陳代謝を促進し
健康的な肌細胞の形成に役立ちます。
・ ビタミンEと肌の修復
バナナに含まれるビタミンEは
肌細胞の修復に働きます。
紫外線や外部からのダメージを受けた肌を保護し
健康な肌を維持するのに期待できます。
・カリウムと血行促進
バナナの主なミネラルであるカリウムは、
血行を促進し、
栄養分が肌に行き渡りやすくします。
ですので、
肌に栄養が行き届き、
健康的な肌色を保つ効果が期待されます。
バナナの栄養は男性にも良い効果があります
バナナの栄養効果は
男性の健康にも
大切な働きをしてくれます。
男性に良いバナナの栄養効果
・男性更年期障害におけるうつ症状の予防
バナナに含まれるトリプトファンは
セロトニンの生成を促進することで
心の安定に働きます。
セロトニンは
気分を高め
リラックスさせる効果があるとされ
ストレスや不安を軽減するのに
役立ちます。
・筋肉の維持と成長
バナナには
カリウムが多く含まれています。
カリウムは
筋肉の正常な収縮と
水分バランスを維持し
トレーニング後の
筋肉の修復や成長に働きます。
・腸内環境のサポート
濃い味の脂っこい
肉類やジャンクフードが好きな男性は
お腹の調子を崩しがちです。
バナナは
食物繊維が豊富なので
腸内の環境を整えてくれるので
軟便や便秘の予防や改善に
効果があります。
・高血圧予防
バナナに含まれるカリウムは
血圧を下げる効果があるので
高血圧予防に役立ちます。
バナナを食べるタイミングは朝でも夜でも良い効果があります
朝にバナナを食べると
エネルギー源として働くので
日中の活動がスムーズに働きます。
また
セロトニンの分泌が促されるので
1日を通しての気分の安定や
活力の向上が期待できます。
夜にバナナを摂取すると
セロトニンは
睡眠を調節する
神経伝達物質に変換されるので
自然な眠気を引き起こしてくれます。
バナナは
マグネシウムも含まれています。
マグネシウムには
リラックス効果があり
筋肉や神経の緊張を和らげる働きが
あります。
セロトニンと
マグネシウムの働きで
質の高い睡眠が期待できます。
まとめ
バナナは
主食の白米やパンに比べて
カロリーや脂質が低いので
ダイエットにも役立ちます。
体に良いからと言って
バナナばかりを食べてしまうと
糖分を摂取しすぎて
肥満につながります。
バナナは
1日に1~2本程度にして
食べ過ぎに注意しましょう。
スポーツや運動の前後で
バナナの栄養が
効果的に役立ちます。
女性が気になる美肌効果や
男性の更年期障害
筋肉維持
腸内環境にも
バナナの栄養効果が
期待できます。
バナナを
他の食材と
組み合わせるなどして
バランスの取れた
食事に役立ててください。