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料理のコツ

豚汁の作り方、炒める?炒めない? 保存方法や日持ちのコツ

寒い日に食べる温かい豚汁は
最高のごちそうですね。

具だくさんで
体の芯からあったまって
心もほっとする
定番の家庭料理。

使う具材は地域
各ご家庭で様々ですが
豚バラ肉に人参
大根、椎茸、ごぼう
里芋、こんにゃく
茸やネギなど

豚汁は
どんな食材を入れていても
間違いではありません。

地域で呼び方が違っていて
関西や東北、九州の南部では「ぶたじる
関東では「とんじる
と呼ばれることが多いようです。

おいしさに加え
見逃せないのが豚汁の栄養価
汁物で最強と言われていますよ^^

たんぱく質、ビタミン、ミネラルなど
さまざまな栄養素をとることができ
忙しい現代人の健康面や
美容面もカバーできる嬉しい一杯。

味噌は
どんな具材とも相性がよいので
季節に合わせて
材料もアレンジでき
通年楽しむことが出来ます。

豚汁とよく似たけんちん汁
精進料理のひとつ。
なので
動物性のものを使わないのが特徴。

鶏肉や豚肉を使わないのはもちろん
出汁もかつお節などは使わず
昆布、干し椎茸の戻し汁を使います。

こちらも
入れる野菜にこれといった
決まりは特にありません。

塩と醤油で
味付けするものが多いようですが
味噌仕立てであっても
動物性の食材を使っていなければ
けんちん汁と呼んでも良いようです。

日持ちと保存方法

冬のような気温の低い時期であれば
3日程、日持ちしますが
夏場は腐りやすいので
なるべく当日中に食べきってくださいね。

冬場も一日に一度
温めてください。
温める際は、
沸騰させないようにして
中の具までしっかりと温めましょう。

これはあくまでも目安で
半日ほど常温保存するだけでも
傷んでしまうこともあります。

冬場でも
室温が高ければ
2日以内に腐ることもあるかもしれません。

日持ちの目安の期間内でも
異変を感じたら
食べないようにしてくださいね。

保存に共通していえる大切なポイント
急速に冷やして、
冷蔵庫や冷凍庫に空気に触れないようにして
保存することです。

これは
ぬるい温度の状態が一番
菌などが繁殖しやすいためです。

鍋ごと保存する場合は
ひとまわり大きい鍋かボウルに氷水を入れ
豚汁の入っている鍋ごと冷やしましょう。

おたまなどで
かき混ぜると早く冷やせますよ。

粗熱が取れたら蓋をして
冷蔵庫に入れてください。

豚汁を冷凍保存するときは、
まず
豆腐やこんにゃく、じゃがいもなど
冷凍に向かない食材を取り出します。

取り出した食材は
別の料理に活用するなどしてくださいね。

食べるときのことを考えて
1〜2食分ずつ小分けにして
冷凍用保存袋や保存容器で
冷凍しておくと便利です。

1ヶ月ほど日持ちしますが
時間とともに劣化が進み
味は落ちていきます。
こちらも
早めに食べるのがおすすめです。

カロリー

入れる調味料や具材、調理法によって異なりますが
「100g」のカロリーは大体69kcalです。

豚汁は豚バラ肉や里芋が入っている分
少々カロリーが高め。

ただし
野菜やたんぱく質、炭水化物が
含まれた豚汁は栄養バランスが良く

偏った食生活などで起きた
メンタル面の不調など
整えてくれる効果が期待できるので
ダイエット中でも
ぜひ食べてほしい一品です。

もちろん食べる量や具材には
注意が必要です。
食べ過ぎてしまえば
それだけカロリーや糖質を
過剰にとりすぎてしまう原因にもなります。

豚バラ肉を使うなら
脂身を少し切り落としたり、
同じ豚肉でもロースに変えてみましょう。

こんにゃくや根菜類など
かみごたえのある具材をたっぷり入れて
満足感を高める工夫をしてみるのも良いですね。

さらに
具材を大きめに切ることも
食べごたえをアップできるので
おすすめです。

作り方 炒める?炒めない?

豚汁は最初に炒めるのか、炒めないのか…

どちらが正解かといえば
どちらも正解です。

地域や、家庭によって違う
家族の中でも
好みや悩みは異なります。

炒めない

豚汁を作る時に
具材を炒めないメリット

炒める時に使う油を減らせること。
そして
焼くことによって増える『糖化』も減らせること。
『糖化』は老化を進め
さまざまな病気を生むと言われています。

工程も減るので
調理も簡単になります。

味はあっさりに仕上がるので
豚肉の油分でちょうど良い方や
メインのおかずがこってりしているときなど
食べやすい豚汁になります。

胃がもたれやすい方は
豚肉を湯通しして脂を落としてから
豚汁にするのも良いですよ。

ごま油を後からちょっと加えることで
コクや香りを
調整することも出来ます。

炒める

反対に
炒めてから豚汁にするメリット

炒めておくことで
煮込んだときに崩れにくくなること。
さらに
ごま油で炒めることで
コクと風味がでます。

炒める時に
肉が鍋のあちこちにくっつくのが気になる方は
野菜だけ炒めて
肉は煮込むときにいれても。

アクについては炒めても
炒めなくても結局出るので
しっかりと取り除いてください。

表面を軽く炒めて
油で具材をコーティングして
ちょっとの塩(塩分を含む調味料)をかけて
蒸して、旨味を抽出する方法もあります。

煮込むときに全体に均一に旨味が広がるので
絶品の豚汁が完成します^^

醤油ベースの豚汁の作り方

あっさり醤油ベースの豚汁の作り方です。

こんにゃくは下茹でし
手でちぎります。
豚肉は細切り
生姜は千切りに。

野菜はそれぞれ
食べやすい大きさに
切りそろえてくださいね。

鍋にごま油をひき
弱火から生姜を炒め
香りが出たら豚肉を中火で炒めます。

豚肉から油が出てきたら
こんにゃくや野菜を加え強火で炒め

野菜に火が通ったら
水とお出汁を加え
やや強めの中火約10分煮ます。

アクは小まめにとります。

味噌と醤油で味付けし
さらに5分弱火〜中火で煮込んだら完成です。

好みの野菜 
豚バラ肉 200g

だし 400ml
醤油 大1
酒 大1
みりん 大1
味噌 50g
ごま油 大1
生姜 適宜

人の数だけ
いろんな料理があって…
だから楽しかったりもするんですよね。

いろんな方法を試してみて
工夫しながら
自分やまわりの人との
心地よいところを探していくことも

日々の食事を楽しむ
彩りのひとつとなってくれるかも
しれませんね。

 

豚汁が美味しくなる
コツをご紹介しています。

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