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料理のコツ

きのこは冷凍したほうが美味しくなる。種類別冷凍方法一覧と栄養効果

 

きのこは冷凍したほうが美味しくなる

実は、きのこは
冷凍保存したほうが美味しくなります。

その理由と注意点を
3つづつお話しします。

1.旨味が増す。

冷凍すると旨味が3倍増すといわれています。
きのこのうま味成分「グアニン酸」「グルタミン酸」「アスパラギン酸」が多く分泌されるからです。

2.長く保存できる

冷蔵保存だと長くて1週間。
冷凍すると約1か月保存できます。

3.味がしみ込みやすい。

冷凍すると細胞壁が壊れるので
味がしみ込みやすくなります。

注意点

1.水洗いしない。

きのこの大敵は水分。
水洗いせずに汚れをふきとってから
冷凍しましょう。

2.食べやすい大きさに切っておく

冷凍する時はあらかじめ調理しやすいようにしておきましょう。
しいたけは、いしづきをとって軸とかさとわけておく(スライスも可)
しめじ、えのき、舞茸は、ばらしておく。
エリンギは食べやすい大きさに切る。など。

3.解凍せずに冷凍のまま調理する。

いちいち解凍せずに冷凍のまま調理しましょう。
解凍すると水分が出て臭みの素になってしまいます。

冷凍のまま使うと
思ったほど早くに火が通りますし、
美味しく食べられます。

 

きのこの種類別の冷凍方法一覧

種類別に冷凍しておくと
料理ごとに使い分けができ
手軽に使うことができます。

 

・エリンギ

薄く切ったり
手でさいたり
食べやすい大きさにします。
冷凍保存袋に入れて保存します。

 

・えのきだけ・マイタケ・ぶなしめじ

根元を切り落として
食べやすい大きさにほぐします。
冷凍保存袋に入れて保存します。

 

・なめこ

袋にパック詰めされたなめこは
そのまま冷凍保存します。

株ごとのなめこは
石付きをとり
1本ずつほぐして
冷凍保存袋に入れて保存します。

 

・松茸

松茸は
香り風味を大切に
したいきのこです。

根元の固い部分が石づきです。
石づきを包丁で軽く削り落とします。

汚れ水分がある場合は
ふき取ります。

薄切りや食べやすい大きさに切って
ラップで空気が入らないように
ピッタリと包みます。

密閉できる冷凍保存袋に入れて
保存します。

 

・椎茸

石づきと軸を切り
食べやすい大きさに切ります。
冷凍保存袋に入れて保存します。

そのまま使う場合は
切らずにそのまま冷凍保存します。

 

・マッシュルーム

軸の先を切り落とし
汚れている場合は軽くふきます。

そのまま冷凍保存する場合は
レモン汁を切り口に少しかけて
冷凍保存袋に入れて保存します。

レモン汁をかけると
変色の予防ができます。

切って冷凍保存する場合は
食べやすい大きさに切って
冷凍保存袋に入れて保存します。

 

・きくらげ

加熱調理する場合は
石づきを取って
小房に分けます。
冷凍保存袋に入れて保存します。

刺身や酢の物の場合は
石づきをとり小房にします。
沸騰したお湯
30秒ゆでてザルにあげます。

水気をしっかりふき取り
冷凍保存袋に入れて保存します。

金属製のバットの上に置いて冷凍すると
急速冷凍できます。

きのこのおすすめの栄養効果

きのこはヘルシー食材
ダイエット食に期待できます。

きのこを食べることで
免疫を高める効果
腸の調子を整える効果
血をサラサラにする効果
などの栄養素も含まれています。

 

・タンパク質

タンパク質は
脂質、炭水化物と共に
三大栄養素と呼ばれるエネルギーの源です。

タンパク質を摂取することで
細菌やウイルスへの抵抗力がつき
筋肉の維持や増加
髪や皮膚の健康など
身体に欠かせない栄養素です。

 

・カルシウム

健康な骨には欠かせない栄養素です。
骨が健康だと、
骨軟化症、骨粗しょう症
肩こり、腰痛の予防ができます。

他にも
神経活動に重要な役割もあるので
イライラの予防にも役立ちます。

 

・ビタミンB群

疲労を回復してくれ
美容にも効果のあるビタミンです。

糖の代謝を助けてくれたり
脳や神経系の働き
維持する効果があります。

他にも
皮膚や粘膜を健やかに
保ってくれる働きもあります。

 

・ビタミンD

ビタミンDは
カルシウムの吸収を促す働きがあります。

カルシウムを含む食品と一緒に摂取すると
骨粗鬆症の予防に効果が期待できます。

 

・食物繊維

食物繊維は
お腹の調子を整えてくれるので
腸内環境に効果的です。

摂取することによって
肥満や便秘の予防になります。

 

 

 

・βーグルカン

βーグルカンは
細菌やウィルスに対する
抵抗力を高めてくれます。

インフルエンザや
大腸がんの予防などにも
効果が期待できます。

 

・ナイアシン

ナイアシンを摂取すると
細胞の生まれ変わりのサポートをしてくれるので
皮膚や粘膜を健康に保ってくれたり
アルコールの分解、解毒に効果があるので
二日酔いを防いでくれます。

毛細血管を広げてくれる効果もあるので
血行促進にも期待できます。

 

・カリウム

カリウムは
体に残った余分なナトリウムを
排出してくれる作用があります。

血圧を下げる効果があるので
高血圧予防
むくみ改善
筋肉を正常に保つ効果
が期待できます。

きのこの種類一覧とそれぞれの栄養

・エリンギ

エリンギは
ヒラタケ科のきのこです。

食物繊維カリウムが豊富です。

歯ごたえがよく
バターとの相性がよく
炒め料理におすすめです。

 

・えのきだけ

えのきだけは
タマバリタケ科のきのこです。

きのこの中でも
ビタミンB1が含まれています。

なめたけや鍋料理
ハンバーグと様々な料理で役立ちます。

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・舞茸

舞茸は
トンビマイタケ科のきのこです。

ビタミンDβーグルカン
多く含まれています。

天ぷら炊き込みご飯などに
すると旨味が出て美味しいです。

 

・ぶなしめじ

ぶなしめじは
シメジ科のきのこです。

βーグルテンが多く含まれています。

ぶなしめじには
肝臓の働きを助けてくれる
オルニチンも豊富に含まれているので
二日酔いの予防
疲労回復の効果も期待できます。

 

・椎茸

椎茸は
キシメジ科のきのこです。
乾燥させるタンパク質リン
食物繊維、ビタミンDの栄養が増します。

日本人には人気の高いきのこで
旨味成分もあり
だしをとったり
天ぷらなど
様々な料理に活躍します。

 

・なめこ

なめこは
モエギタケ科のきのこです。
他のきのこと比べて
カロリーが低いです。

ぬめりがあるのが特徴で
おひたし味噌汁の具として
調理されることが多いです。

基本的にきのこは水分が大敵なので
洗わず汚れをふき取るだけですが

なめこは
ぬめりがあるので
洗って使うことをおすすめします。

なめこの旨味や香りは
ぬめりの中にあると言われています。
洗いすぎると旨味や栄養も失われてしまうので
汚れをサッと落とす程度の水洗いにしましょう。

 

・松茸

松茸は
キシメジ科のきのこです。
きのこの中でも
ナイアシンが多く含まれています。

香りのよさが特徴で
松茸ごはん土瓶蒸しなど
秋を楽しめる高級食材です。

 

・マッシュルーム

マッシュルームは
ハラタケ科のきのこです。

世界で最も
生産量、消費量が多いきのこです。

シチューソテーなど
幅広い料理に調理されています。

 

・きくらげ

きくらげは
キクラゲ科のきのこです。

食感がクラゲに似ているので
「キクラゲ」と呼ばれています。

乾燥させると
生のままの栄養より
カルシウムビタミンD
食物繊維が豊富になります。

歯ごたえのあるきのこで
ラーメン炒め物などの
アクセントになります。

新鮮なきのこの選び方のおすすめ

・かさが開ききっていない

・傷が付いていない

・水っぽい物は避ける

・かさの裏側が白っぽい物を選ぶ

水っぽい物
かさの裏側が変色しているきのこは
古くなっていることが多いです。

きのこは鮮度が良いと
味や香り、食感が良いので
新鮮なきのこを選びましょう。

ぜひお試しください。

今日も応援しています。
o(^▽^)o

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