かぼちゃは
離乳食や幼児食など
小さい子供にも使える食材で
甘みがあるので
子供にも人気で
栄養満点な食材です。
子供に人気のかぼちゃの旬と栄養素
一年中スーパーで
見かけるかぼちゃですが、
国産のかぼちゃの
収穫時期は夏です。
ですが
かぼちゃは数ヶ月追熟することで
甘みが増すので
秋頃に多く出回り
美味しくなります。
収穫は7〜8月で
収穫したてのかぼちゃは
水分が多く粘りがあり
あっさりとした甘みがあります。
追熟した秋頃のかぼちゃは
水分が抜け
ホクホクとし
甘みが増します。
ですので
旬は
夏から秋にかけてです。
1月〜6月頃に見られるかぼちゃ
1月〜6月頃は
国産かぼちゃの
収穫時期ではないので
外国産のかぼちゃを輸入しています。
日本では
冬から春にかけての
生産量が少ないことから
季節が逆の海外地域で
日本の輸入業者が
開拓を行ったと言われています。
外国産のかぼちゃは
乾燥した気候ですので
水分が少なく甘みが強いです。
子供にもぴったりかぼちゃの主な栄養素
かぼちゃには
子供の成長にも欠かせない
体に良い栄養素が豊富に
含まれています。
βカロテン
βカロテンは
体の中でビタミンAに変わり
疲労回復や
皮膚や粘膜の健康を
維持してくれる働きがあります。
その他に
抗酸化作用や
免疫力を強化する働きがあります。
食物繊維
かぼちゃには
水溶性食物繊維と
不溶性食物繊維が
バランスよく含まれています。
水溶性食物繊維には
体に不要な老廃物を排出し
水分を吸収して便を柔らかくする効果や
消化吸収のスピードがゆっくりになるので
血糖値の上昇をゆっくりにする作用があるので
生活習慣病予防に効果があります。
また
不溶性食物繊維には
水分を吸収して膨らむ性質があるので
便のかさをふやし
腸を刺激して便通を促します。
ビタミンＣ
ビタミンCは
抗酸化作用があり
ストレスや抵抗力を
強くする働きがあります。
また
鉄分の吸収を
促進する働きがあります。
鉄分が含まれている食材と
組み合わせると効果的です。
知っていますか？栄養が豊富に含まれているかぼちゃの皮・わた・種
普段捨ててしまうことが多い
かぼちゃの皮・わた・種ですが
食べることができます。
そして
実の部分より
栄養が豊富に含まれています。
皮には
実の部分より多くの
βカロテン
食物繊維
ビタミンC
などが含まれています。
皮は硬いので
煮物や焼き物などを
皮付きのまま調理すると
煮崩れしにくいです。
離乳食や乳児食には不向きですが
皮付きのまま食べると
たくさんの栄養を
摂り入れることができます。
わたには
食物繊維
種には
カリウム
鉄
亜鉛
食物繊維
リノール酸
が含まれています。
わたを取らずに煮物にしたり
スープやジュースにしたり
実と混ぜると
食べやすくなります。
種は
わたから取り出し
水でよく洗ってから
乾燥させて使いましょう。
乾燥させて
殻付きのまま
食べることもできますが
殻を剥いて
調理することもできます。
種は
低温でじっくり
フライパンで炒めたり
オーブンでローストし
塩やバター、砂糖などで
味付けすると
おやつやおつまみになります。
かぼちゃの見分け方と保存方法
1玉まるごとかぼちゃの選び方と保存方法
選び方
かぼちゃは
取り立ての鮮度良いかぼちゃが
美味しいわけではありません。
1〜2ヶ月追熟されて
美味しくなっていきます。
完熟されたかぼちゃは
ヘタが乾いており
枯れています。
そして
皮は緑色が濃く硬く
表面に艶があり
ずっしりと重みがあるものを
選んでください。
保存方法
まるごと保存する場合は
10℃前後の風通しの良い
涼しい場所で保存します。
保存期間は
約2ヶ月です。
湿気が多いところで保存すると
カビが生えることがあるので
注意してください。
カットされたかぼちゃ
カットされたかぼちゃは
実の部分の色が濃いオレンジ色
実が厚い
種とワタがしっかり詰まっている
種が熟して膨らんでいるもの
を選んでください。
保存方法
カットしたかぼちゃは
種とワタを取り
ラップでピッタリと包んで
冷蔵庫で保存してください。
保存期間は
1週間ほどです。
子供の食事にピッタリのかぼちゃの調理方法
かぼちゃは
栄養がたっぷり含まれて
甘みがあり
加熱すると柔らかくなるので
離乳食や幼児食にぴったりです。
離乳食初期から
食べることができます。
離乳食初期は
皮と種とワタを取り除き
適当な大きさに切り
かぼちゃを柔らかくゆで
裏ごしし
湯冷ましを少しづつ加えて
ペースト状にします。
かぼちゃは冷凍保存も可能なので
裏ごししたかぼちゃを
保存袋に入れて
薄く伸ばしたものを冷凍保存すると
使うときに量が調整できて
便利です。
おかゆに混ぜると
かぼちゃがゆも
簡単にできますよ。
離乳食中期になってきたら
裏ごししなくても
食べることができます。
幼児食になったら
かぼちゃコロッケや
かぼちゃサラダ
かぼちゃの煮物など
様々な料理を楽しめますよ。
まとめ
栄養がたっぷり含まれているかぼちゃは
子供の食事に
取り入れたい野菜の一つです。
離乳食にも使いやすく
自然の甘みがあるので
子供にも人気です。
スープやサラダ
天ぷらや煮物
スイーツにもぴったりな
万能な野菜なので
メイン料理や副菜など
様々な料理に
取り入れてみてください。
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