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料理のコツ

お米の種類で水の量が変わります。土鍋やフライパンでのお米の炊き方

お米を美味しくふっくら炊きたい時に
迷ってしまうのが水の量ですよね。

お米と水の量の割合で
出来上がりが変わります。

基本的なお米と水の量の割合を知って
美味しくふっくらした
自分好みの炊き方を覚えましょう。

お米の種類で炊き方の水の量が変わります

失敗なくお米を炊く時に
大切なのは水の量です。

一般的に
1合に対して
1.2~1.5倍200㏄程度の水が適量ですが

お米の種類によって
水の量を変える場合があります。

米1合=180ml(150g)です。

お米の種類

・普通精米
・無洗米
・新米
・玄米
・雑穀米
・もち米 など

 

普通精米

普通の硬さのお米を炊く場合は
米1合:200mlの水を使用します。

2合や3合と増える場合は
合数✕200ml
のお水が目安です。

硬めや柔らかめなど
好みがある場合は
水分量を調整しましょう。

硬めの場合
米1合:180ml

柔らかめの場合
米1合:230ml

 

無洗米

無洗米を普通の硬さに炊く場合は
1合あたり230ml程度の水が目安です。

普通精米は
研いでいるときにお米が水を吸いますが
無洗米はお米を研ぐ工程がないので
水の量が多めです。

硬めの場合
米1合:210ml

柔らかめの場合
米1合:260ml

 

新米

新米は
収穫されてから時間が経っていないので
米に多くの水分量が残っています。

米を研ぐときにも更に水分が含まれるので
普通精米より水分量を少なくします。

1合あたり180ml程度です。

 

玄米

玄米は
種皮に包まれているので
水を吸収するまでに時間がかかります。

なので
玄米の量に対して
1.7倍程度の水の量が必要です。

玄米1合:約270〜300ccが目安です。

炊飯をする前に
玄米を6〜8時間ほど水に浸してから炊く
玄米も美味しく炊けます。

 

雑穀米

雑穀米は普通精米と合わせて炊きます。

雑穀米の水の量は
雑穀米の量の2倍です。

なので
普通精米1合に対して
水の量200ml+雑穀米の量の2倍の水の量になります。

例えば
普通精米1合と
雑穀を25g入れるなら

200ml+50ml=250ml

の水が必要になります。

雑穀米は
水洗いする必要がないので
普通精米を研いでから
必要量の水と一緒に炊飯器に入れましょう。

30分程度だけでも吸水させると
炊き上がりがふっくらと仕上がります。

 

もち米

もち米は
水溶性食物繊維が豊富に含まれており
水分の一部をサポートしてくれるので
もち米を炊くときの水の量は
1合に対して180mlが目安です。

少ないように見えますが
水を入れすぎると
まとまりが悪くなりベタベタしてしまうので
注意してください。

水の量が量れないときは指や手のひらで量れます

野外などで計量カップがない時は
指の関節や手のひらで水の量をはかって
美味しいお米を炊きましょう。

・指の関節

お米の水の量を指の関節で量る場合は
人差し指の第一関節までお米を入れて
水を第二関節あたりまで入れます。

この方法は個人差があり
量り方によっては
どちらか一方が多すぎる事もあるので
最終手段にしましょう。

 

・手のひら

平らにならしたお米の表面に手のひらをつけて
手の甲関節あたりまで水を入れます。

手首まで入れると
柔らかめに炊けます。

人によって手の大きさが違いますが
何合入れたか忘れたときにも使えるので便利です。

お米の水の量を間違えたら

勘違いなどで水の量を間違えたまま
ごはんを炊いてしまった!
ということはありませんか?

出来上がりがやけに硬い・・・
柔らかすぎる・・・
ということが
起きた場合の対処法です。

炊けたお米が硬い場合
大さじ1のお水をお米に混ぜて
もう一度炊飯します。

炊けてしばらく置いてから
しゃもじで全体を軽く混ぜます。

炊けたお米が柔らかい場合
柔らかいお米を硬くするのは難しいので
アレンジしましょう。

柔らかく炊けたお米は
硬めのおかゆになります。

そのままお粥として食べるか
雑炊や鍋の〆など水分の多い料理に
アレンジすると違和感なく食べられます。

土鍋やフライパンでお米を炊く場合の水の量

一般的にお米を炊くときは
電気炊飯器を使っている方も多いと思います。

電気炊飯器でも美味しいご飯が炊けますが
土鍋やフライパンでも美味しいお米が炊けますよ。

停電したときや外で炊飯するときに
知っていると役に立ちます。

 

土鍋でお米を炊くメリット

じっくり熱が伝わる土鍋でご飯を炊くと
普通の鍋で炊くよりも
“ふっくらもっちり”
そして“香りよく”炊き上がります。

土鍋での炊き方

土鍋に研いだお米2合と
水450〜500mlのお水を入れます。

(夏場は30分
冬場は1時間ほど
浸水するともっちりした
お米になります。)

蓋をして中火にかけて沸騰させます。

土鍋によっては
沸騰しているかわかりにくい場合は
蓋をあけたままの状態で
沸騰しているかしっかり確認しましょう。

沸騰したら蓋をして
弱火15分程炊きます。

少しだけ蓋を開けて
水分が残って無かったら
火を止めて10分蒸らします。

水分が残っている場合は
弱火のまま1〜2分
さらに炊きます。

炊きあがったら
しゃもじで底からさっくりと混ぜます。

美味しいお焦げも香りも出てきて
食べるのが楽しみなお米になりますよ。

 

フライパンでお米を炊くメリット

土鍋やホーロー鍋と比べて
加熱にムラが起こりにくいです。

簡単にふっくら
つやつやのごはんを炊きやすく
フッ素加工のフライパンだと
後片付けが楽です。

あまりごはんを炊くイメージはないですが
土鍋に比べて炊きやすいという
メリットがあります。

フライパンでの炊き方

研いだお米2合と水を400ml程を
フライパンに入れます。

お米を平らにしてから
強めの中火で火にかけます。

沸騰したら全体を混ぜて平らにします。

蓋をして弱火にして
10分炊きます。

中火にして20秒ほど熱したら
火を止めて10分蒸らします。

フライパンの蓋は
蒸気が出ない密閉できる蓋が作りやすいです。

まとめ

毎日食卓に並ぶお米を
美味しく炊いて食べたいですよね。

各家庭でお米の種類も違うと思います。

お米と水の量がわかると
違う種類のお米にチャレンジしやすくなりますよ。

土鍋やフライパンでも
簡単にお米を炊くことが出来るので
停電で電気炊飯器が使えない時や
野外で炊飯する前に
一度チャレンジしてみてください。

 

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