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料理の雑学

りんごの栄養で風邪の予防が期待できます 小さな子供が食べるときの注意点

りんごは
シャキシャキと歯ごたえがよく
甘味もあって
食べやすく子供にも
人気の果物です。

りんごには
美味しいだけでなく
栄養が豊富に含まれているので
風邪の予防や
身体に良い効果もあります。

身体に良いりんごを
小さな子供が食べるときの注意点や
食べ方などがあります。

りんごの栄養素と風邪の予防効果

りんごは美味しいだけでなく

イギリスでは
1日1個のりんごは医者を遠ざける
ということわざがあるほど

栄養や美容によい栄養素や
成分が たくさん含まれています。

・ポリフェノール(プロシアニジン・ケルセチン)

ポリフェノールには
ダイエットに嬉しい効果が
たくさんあります。

脂肪吸収を抑え
体内の脂肪にも働きかけ
内臓脂肪を減らす効果が期待できます。

善玉菌を増やすので
腸内環境を改善してくれます。

 

血糖値の急激な上昇を
抑える働きもあります。

りんごに多く含まれている
ポリフェノールの一種の
プロシアニジン

他のポリフェノールの抗酸化作用より
優れているので

免疫力アップ
抗アレルギー作用
紫外線による肌トラブル予防

に期待できます。

また
免疫細胞を活性化させ
細菌やウイルスに対する
抵抗力を高く引き上げる効果がある
といわれているので
風邪を回復するサポートが期待できます。

 

りんごに含まれているケルセチン
ポリフェノール化合物の一種です。

ビタミンCの吸収を助ける役割があるので

炎症を和らげる効果
血圧を下げる効果
アレルギー症状の緩和
免疫システムの調整
老化防止

などに作用します。

また
強い抗酸化作用があるため
インフルエンザの予防
役立つと言われています。

 

・食物繊維

消化吸収を助け
腸内環境を整えてくれるので
便通の改善に役立ちます。

血液中コレステロールの排出
血糖値の急激な上昇を
抑える働きもあります。

 

・ビタミンC

ビタミンCには
抗酸化作用があるので
免疫力アップが期待できます。

他にも
鉄分の吸収を助ける働きもあります。

 

・カリウム

体内の余分な
ナトリウムを排出してくれるので
むくみ高血圧の改善
役立ちます。

 

・りんご酸

りんご酸は
疲労回復効果が期待できます。

りんごを1日に1個食べると
健康や美容
ダイエットのサポートに
良い効果が期待できます。

りんごを加熱すると栄養はどうなる?

りんごに含まれている
プロシアニジンは
あまり熱に強くありません。

加熱すると
プロシアニジンは
減ってしまいますが
加熱時間が短時間なら
ほとんど減りません。

熱に弱いため
風邪の予防などで
りんごを食べる場合
できるだけ生のまま食べましょう。

しかし
加熱するとプロシアニジンは減りますが
増える栄養素もあります。

りんごには
食物繊維ペクチンが
たくさん含まれており
100℃以上で加熱すると
ペクチンが増加します。

ペクチンには

お腹の調子を整える整腸作用
糖分の吸収の制御
コレステロール値の低下

などの効果が期待されます。

栄養が摂れる!子供に合わせたりんごの食べ方

りんごには
豊富な栄養が含まれているので
子供に食べて欲しい果物です。

りんごは
甘みもあり食べやすいので
離乳食初期から使える食材です。

小さな子供には
食べやすく
身体に吸収しやすいように
工夫が必要です。

・離乳食初期(生後5~6か月ごろ)

小鍋にすりおろしたりんご
味を薄めるために
水を加えて加熱します。

水の量は
味見しながら入れてください。

すりおろしたりんごのザラザラが
口に残り気になって
食べない場合は

柔らかくなるまで煮詰めたり
片栗粉でとろみをつけて
ペースト状にすると食べやすくなります。

離乳食で食べる量は少ないので
一度にたくさん作って
製氷皿に入れて冷凍すると
使う分だけ解凍する事が出来て
時短になるのでおすすめです。

 

りんごは
「特定原材料に準ずるもの」20品目
含まれており
アレルギーを引き起こす
可能性のある食品です。

初めて口にするときは
加熱したりんごを
体調の良い平日の午前中(病院が開いている時間)
小さなスプーン1杯の少量から
試してください。

慣れてきたら
少しずつ量を増やしましょう。

 

・離乳食中期 生後7~8か月ごろ

りんごに慣れてきたら
5㎜幅の角切りにした
りんごを水で煮て
やわらかくします。

最初はつぶしてから
食べさせてください。

形の残ったものを
舌でつぶすことに慣れてきたら
やわらかいままのりんごを
少しづつ大きくして
慣らします。

 

・生後9~11か月ごろ

柔らかく煮た1㎝角くらい
りんごが食べれるようになったら
形をスティック状や
薄切りにして
手で食べやすい形にします。

 

・離乳食後期(1歳~1歳半ごろ)

1歳過ぎて
歯もだんだん生えてきたら
生のりんごを
食べれるようになります。

生のりんご食べる場合は
薄切りにして
簡単に噛みちぎれて
つぶしやすい薄さにしましょう。

 

生のりんごを切ると
時間が経つにつれて
変色してしまいます。

変色しないように
塩水やレモン汁を使うことがありますが

離乳食時期は
味が変わって
食べなくなる事があるので
変色対策はしない方が良いでしょう。

まとめ

りんごは
ヘルシーで甘味があり
食べやすい果物ですが
栄養価が高いです。

りんごには
風邪やインフルエンザ予防にも
役立つ栄養素も含まれているので
冬の風邪の流行時には
摂取したい果物ですね。

小さな子供にも
食べさせたいりんごですが
特定アレルギーに入っているので
初めて食べる時は
注意してくださいね。

 

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