家庭料理の教科書7大特典プレゼント

料理のコツ

煮物が甘すぎた!どうすればいい? 簡単にできる黄金比と日持ちする保存方法のコツ

 

煮物が甘すぎた!どうすればいい?

肉じゃがなど煮物が
甘くなりすぎた時の対処法として

煮汁を捨てて、
改めて味をつけなおす。

水や水分が多い野菜を加えて薄める。

がありますが、

違う方法をお伝えします。

それは、
酸味や辛みを加えること。

味の相互効果で
酸味や辛みを加えることで
甘さを感じにくくなります。

間違っても塩はいれないように
どんどん変な風になっていきますw

オススメは、タバスコ
数滴たらすだけで、
食べやすくなりますよ。

大根の煮物が甘すぎた場合

例えば
大根の煮物を
甘くしすぎてしまったら…

ブリ大根にも
タバスコは有効です。

あとは
汁の半分を別鍋にとって
水で少し薄めて
お醤油を足して味をみる。

もしくは
柚子胡椒や
からし
七味などを足してみる。
などなど。

残った汁は
甘い味付けの肉じゃがなどに
リメイクして使うといいですね。

甘くなりすぎないための黄金比

和食の煮物を作るなら
黄金比で簡単!

出汁 10
醤油 1
酒 1
みりん 1

素材の味を生かした
上品な味に仕上がります。

一度、黄金比に慣れたら

あとは材料に合わせて
好みにあわせて
黄金比をアレンジすれば
煮物がもっと楽しく、気軽に
あなたの得意料理になりますよ^^

黄金比をアレンジしていく考え方!

硬い具材を煮込むとき

みりん砂糖に変える。

砂糖には
具材をやわらかくする効果があります。
大根、こんにゃくなどの硬い具材は、
最初に砂糖を加えてから煮る
味が染みたおいしい煮物に仕上がります♪

出汁 10
醤油 1
酒 1
みりん1 → 砂糖 1

煮崩れしやすい具材があるとき

煮崩れしやすい具材が
あるときはみりんを入れます。

みりんに含まれているアルコールには
具材を引き締める効果があります。
じゃがいもやさつまいもなど
煮崩れしやすい具材には
みりんを使うといいですね。

みりんも煮るときには最初に入れます。

ただし
みりん風調味料の場合は
先に入れると味が染み込みにくくなるので
最後に加えてください。

出汁 10
醤油 1
酒 1
みりん 1

さらに…
みりんは
砂糖とは違ったコクやうまみ
深みのある甘みを加えてくれる調味料

お砂糖の使用を控えている人もいますよね。

両方の良いところを
好みで使いたいなら
黄金比のみりんの分量が
お砂糖とみりんを足して1になるように
調節してくださいね。

この考え方は
他のお料理でも使えるので
覚えておくといいですね。

出汁 10
醤油 1
酒 1
みりん1  → 砂糖+みりん=1

煮魚を作るとき

水 5
醤油 1
酒 1
みりん 1

煮魚はだしではなく「水」を使います。
魚は
煮込んでいくときにおいしいダシがでます^^

魚本来の旨みや味わいを
感じることが出来るので
ダシは使わず
素材の味を楽しんでくださいね。

味を染み込ませるには

調理場では長年
冷める時に味が入る
と言われてきましたが

どうやら明確な化学的根拠はないそう(笑)

ただし
野菜などを
弱火でコトコト煮続けることは効果的です。

肉や魚などのタンパク質の多い食材は
加熱し過ぎると固くなって
パサパサの食感にになり
肉汁が出て
うま味も減ってしまいます。

表面を強火で焼き固め
肉汁が出にくい状態になってから
煮汁に入れて加熱し、
中まで火が通ったら加熱を止めて
味が染み込むのを待つのが理想です。

野菜と一緒に煮込む時は
加熱した肉や魚を一旦取り出し
野菜が柔らかくなったら
肉や魚を鍋に戻して
火を止めると良いでしょう。

おでんなどは
各具材を食べられる固さになるまで
下ごしらえしておくのがコツ。
それらを調味した煮汁に入れ
沸騰させない程度の温度
煮込むとおいしくなります。

長持ちする日持ちのコツと保存方法

日持ちの目安

肉じゃがや筑前煮など
一般的な煮物を
冷蔵庫で保存した場合の日持ちは
3〜5日が目安。

濃いめに味付けした
ひじきや切り干し大根などの煮物などは
冷蔵庫で1週間くらいが目安です。

煮物の熱が残っている状態が長いと
その間に菌などが繁殖しやすくなります。
なので
できるだけ早く
煮物をしっかりと冷やしていくことが大切。

煮物を入れている容器を
氷水などにつけて冷まします。

その後は
風通しが良い涼しい場所に
置いて保存することで
煮物を常温保存で
日持ちさせることができます。

また
煮物の具が煮汁に浸かっていると
菌が増えるのを抑えてくれますので
日持ちも良くなりますよ。

冷蔵保存

冷蔵保存で煮物を日持ちさせるなら

煮物をすぐに冷やして
ジップロックなどの密閉容器に入れること。

一日に1回は
煮物を冷蔵庫から出して
加熱することで
菌の繫殖を防ぐことができます。

加熱した後は
またすぐに冷やして
密封して冷蔵庫に入れて
保存してください。

あたたかいものをいれると
冷蔵庫内の温度もあがって
他の食材の傷めますので
しっかり冷めてからしまいましょう。

冷凍保存

冷凍保存した場合の日持ちは
1か月が目安です。

ただし
汁気の多い煮物は
劣化が早いので
なるべくはやく
食べたほうが良いでしょう。

冷凍するときに注意してほしいのは
冷凍に向いていない食材があること。

じゃがいも
豆腐
こんにゃく
レタス
キャベツ
など。

水分や繊維が多い食品は
冷凍すると
解凍した時に食感が変わってしまうので
冷凍には向いていません。

これらの食材が入っている場合は
冷凍する前に取り除いておくと良いですよ。

夏に合う煮物

夏野菜、煮物と思い浮かべると
いちばんに思いつくのは
ラタトゥイユでしょうか。

冷やしおでん”など
冷たくしていたただく煮物も
美味しいです。

トマトや梅、紫蘇、柑橘類などを
お浸しにプラスすると
さっぱり食べられますね。

日中はうだる暑さに
ついつい冷たいものばかりが
欲しくなりますが

疲れた体にお夕飯の温かい煮物も
ほっと癒しになったりするんですよね^^

大根はお腹の調子も整えて
癒してくれるので
煮浸しに大根おろしをかけて
さっぱり頂くのもおすすめ。

消化を促してくれるお酢を使うことで
食欲がなくても箸が進む
さっぱり煮もいいですよ^^

ぜひお試しくださいね。

今日も応援しています。
o(^▽^)o

家庭料理の教科書7大特典プレゼント

-料理のコツ
-,