ごぼうが花粉症対策 に有効
春につらい症状が出る花粉症。
花粉症とはアレルギー性鼻炎の一種です。
最近では子どもにも花粉症が増えてきています。
花粉症には
食べればすぐに治るという即効性のあるものは
残念ながら解明されていません。
ですが、
そんなアレルギー緩和のカギとなる栄養成分として、
注目されているのが食物繊維です。
その食物繊維を多く効果的に
取り入れることのできる食べ物がごぼうなのです。
鼻水・くしゃみ等つらい症状を完全に治すことは難しいですが、
食生活を見直し体質を改善することで、
その症状を和らげることが期待できます。
花粉症の原因とごぼうと酪酸菌
花粉症の原因となるアレルギーの発症には、
腸内環境が深くかかわっていいます。
アレルギーを緩和するためには
腸内に住む「善玉菌」を増やし、
腸内環境を整える必要があります。
その善玉菌は食物繊維をエサにして生活しています。
つまり、腸内の善玉菌を増やすには
食物繊維が必要ということです。
特に善玉菌の一種である「酪酸菌」を
増やすことで花粉症が緩和されると言われています。
酪酸菌を含む食品は少ないので、
食事から取るのは難しいのですが、
腸内の酪酸菌を育てることは可能です。
その酪酸菌を最も効果的に
増やしてくれるのがフラクトオリゴ糖。
このフラクトオリゴ糖が
豊富に含まれている身近な食べ物がごぼうなのです。
花粉症対策。効果的なごぼうの食べ方
皮ごと食べる
ごぼうの皮にはポリフェノールの一種である
タンニンやクロロゲン酸が豊富に含まれています。
たわしや包丁の背で軽く表面をこそげ取るようにして洗います。
タンニンは花粉症の症状を軽減する
と言われるレンコンにも多く含まれています。
食物繊維やポリフェノールを
豊富に含んでいるごぼう、レンコン、にんじんを
使うきんぴらごぼうは最適な料理ですね!
簡単に作れる
きんぴらごぼうの黄金比です。
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ごぼうチップスがオススメです。
水にさらすのは短時間で
アク抜きのために水にさらすときは短時間で!
長くさらすと栄養素が流れ出ます。
5分以内にしましょう。
水にさらさず調理しても大丈夫です。
どれくらいの量を食べればいい?
毎日50g食べるのが理想とされています。
まとめ
ごぼうは身近な食材ですので
子どもでも食べやすく取り入れやすいですね。
花粉症の季節が近づいてきたら
ごぼうを料理の中に取り入れてみてください。
食物繊維が豊富に含まれているごぼうで腸内環境を整え
花粉症対策をしましょう。
ごぼうの保存方法を
ご紹介しています。
残ったときは参考にしてみてください。
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