子供の便秘は
見ている方もつらいですよね。
苦しんでいる時は
お腹をさすって上げたり
励ましながら応援したり
早めに何とかしてあげたいと
思いますよね。
そんなつらい便秘を
食べ物や生活習慣で
改善できるかもしれません。
子供の便秘症の症状
・トイレをしたがらない
・排便の回数が週に3回未満
・便を出すときに痛がる
・機嫌が悪く、元気がない
・食欲がない
・トイレに座ってからの排便の時間が長く、出きらない
・便が出てもコロコロした水分が少ない乾燥した便がでる
・大きくかたい便
・ゴツゴツと節がある便
このような症状があると
便秘症かもしれません。
子供の便秘症の原因と予防と改善方法
子供の便秘症は、
食事や運動などの
生活習慣から影響を受ける事が
多いです。
乳児期では、
母乳やミルクを飲むことが
少ない事が原因で
便秘症になる場合があります。
幼児期では
食物繊維の摂取量が少ない事で
便秘症になります。
また
トイレトレーニングの時期に
排便を我慢してしまう時があります。
排便を我慢すると便が硬くなり
排便時に痛みを感じてしまいます。
痛みを感じてしまうと
痛いのを嫌がって
排便を我慢し
また便が硬くなります。
そうすると
さらに痛みを感じるようになる…
という悪循環が起きます。
このような場合は
無理にトイレトレーニングをすると
便秘症になってしまいます。
規則正しい排便の習慣が
身につくのを待ってから
トイレトレーニングをする方が
子供に負担がなくできます。
子供の便秘の予防と改善方法とおすすめの食べ物
便秘症の予防と改善は
食物繊維を多く含む食事を摂ったり
水分をたくさん摂るなど
身体の中から便を出やすくします。
あとは
規則正しいトイレの時間を作ると
毎日同じ時間に
排便をする習慣が身に付くようになります。
子供の便秘症におすすめの食べ物
便秘症の改善におすすめの食べ物は
食物繊維が多い食材で
料理するのがおすすめです。
・穀類
玄米
胚芽米
麦ごはん
トウモロコシ など
・豆類
煮豆(大豆、うずら豆、小豆)
納豆
おから など
・芋類
じゃがいも
さつまいも
里芋
こんにゃく など
・野菜
ごぼう
セロリ
アスパラガス
キャベツ
白菜 など
・果物
バナナ
瓜類
柑橘類 など
・きのこ類
・海藻類
便秘に役立つ
食物繊維が多く含まれている食材です。
オイル類を摂取すると
腸の動きを良くしたり
便を柔らかくする効果が期待できるので
煮物やスープに入れるなどおすすめです。
運動で子供の便秘症の予防と改善
屋外で思いっきり体を動かすと
腸の動きを活発にしてくれます。
天気の良くない日や
屋外で遊ぶ時間がない時は
軽い運動でも
便秘症の予防や改善になるので
日頃から体を動かすようにしましょう。
水分補給も忘れずに摂って下さいね。
子供が便秘のときに吐き気や嘔吐、腹痛が起きる時があります
便秘になると
排便が出ないだけでなく
色々な体の調子が悪くなります。
便秘から調子が悪くなると
吐き気や嘔吐が
起きることがあります。
腹痛が起きる原因は
腸に便が溜まると
腸は便やガスを
肛門の方へ押し出そうとします。
そうすると
腸がたるんだり
ねじれて腹痛が起きることが
あります。
吐き気の原因は
腸全体の動きが悪くなると
消化液が消化管の中に
溜まりやすくなるからです。
他にも
大腸の中にたまった大量のガスで
胃の部分が押されて
吐き気を起こすことがあり
臭いの強いゲップが出やすくなります。
便秘で腹痛が起きる人が多いですが
悪化すると
吐き気や嘔吐の症状が
出ることがあります。
子供の便秘症を放置すると
子供の便秘症を放ってしまうと
症状が悪化して
排便する機能が備わらず
大人になっても
便秘症で悩むようになります。
多動やイライラしてしまい
精神状態にも影響が出る可能性があると
考えられています。
正しい排便の習慣を
身につけることが大切です。
便秘だと思ったら排便記録をつけましょう
子供が便秘だと思ったら
排便の状況を知ることが大切です。
毎日何度も行くトイレなので
いつ出たか忘れてしまったり
日頃忙しくて
排便の状態まで
見てあげられない時がありますよね。
そんな時は
排便の状態がわかりやすくなるように表を作って
シールを貼ると
わかりやすく把握できますよ。
まとめ
子供の便秘が悪化する前に
改善を目指しましょう。
対策方法は
食物繊維の多い食べ物と
水分をしっかりと摂り
できるだけ体を動かすようにします。
シールを貼りながら排便記録をつけると
状態がわかりやすくなりますよ。
トイレの時間を作り
同じような時間に排便できると
体もすっきりして
機嫌も良くなりますね。