家庭料理の教科書7大特典プレゼント

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両親の夢を引き渡しました

9月に父が亡くなり、
実家と会社を引き渡すことにしました。

その引き渡しが先日。
無事に終了しました。

実家は、家族の思い出が詰まっており、
会社は、両親の夢が詰まっていました。

父の会社のアキ設備設計。
母の書道教室の永泉書道会。

二人の想いが詰まった二つを
引き渡すまでの間。

今までの人生で一番。
両親のことを想い、

今までの人生で一番。
泣いていました。

正直。
人前で泣くのは、とても嫌だったけど、
涙が出ることも。。。多々あったな。。

それくらい、心が、想いが、
止まりませんでした。。。

11月からは、
広島、兵庫を行ったり来たりで、
ずっと遺品整理。。

一つ一つに思い出が詰まっています。

そこで発見したのが、
ボクが生まれてくるときの母の日記。

身体が弱かった母は、
「命を落とすかもしれない。」
と、言われながらも
ボクを産んでくれました。

その時の想いや決意が書かれていて、
無事に生まれた時の
みんなの笑顔の写真が数多くありました。。

見るたびに思います。。。

これだけ喜んでくれたのに。
こんな想いで産んでくれたのに。。

親孝行が満足にできなかった。。。

 

母も、父も
別れは突然でした。

母は、突然リビングで
倒れて、そのまま意識不明になり、
呼吸器をつけて約3年入院生活に。

そのまま息を引き取りました。。

その間、父は、ずっと一人暮らし。

実家は、ずっと母のいたままの状態でした。

すごく寂しかっただろうな。

できるだけ会うようにしていたけど、
父もボクも
シゴトがバタバタして、
年に数回しか会えずに。。

そして、
父も突然の電話で
別れを告げられました。

 

父とは、1か月前まで、
一緒に旅行したのに。
あんなに元気に食事したのに。。。

これだけ元気なら、大丈夫だろうな。
と、安心してたのに。。

もう話すこともできない。
もう娘と遊んでもらうこともできない。

すっごく悲しかった。。
今もずっと悲しいまま。。

いつまでこの悲しみは
続くんだろう。

そんな風にもいながら、
引き渡しの前日。。

遺品整理も終わり、
がらーんとしたリビングで
思い返していました。

台所でいつも母が料理を作っていたな。
父が決まった席でビールを飲んでいたな。

初めて今の妻を連れて行った日の
照れくさそうな父。

娘ができて楽しそうにあやす母。

よく思い出すのは、
いつも食卓風景。

ご飯食べながら、みんなで楽しく笑ってた。。
その時はあまり思わなかったけど、
今になって思ってみると、
とっても温かな空間だったな。。。

幸せな時間だったな。。

もう2度とこない日を思い出して、
ずっと一人で泣いていました。

 

もっと親孝行したかったな。
いろんなところに
連れて行ってやりたかったな。

思うのは、後悔ばかり。。

ただ引き渡しの日に
絶対、両親が喜ぶであろうことが
無事にできたことが、
ボクの最後の親孝行でした。

きっと、
両親が笑顔で褒めてくれると
思っています。

 

ココロはつらいけど、
悲しんでばかりもいられない。

ずっと泣いてばかりもいられない。

 

ボクも父親です。

もし、ボクが突然死し、
娘がずっと悲しんでいたら、
どう思うかな?

と、考えると。。

 

悲しんでくれるのも
それなりに嬉しかったりするけど、

「ありがとう。もう大丈夫。
ずっと見守っているから、
人生をもっと素直に楽しんで。
思い切り生きていって!」

風なことを思うかな?

きっと両親もそんな感じなのかな?

と、思ってしまいます。

 

先日、
引き渡しも終わり
二人に挨拶もした。

最高の孝行になる方法で。

 

きっと喜んでくれている。

今頃二人はきっと
天国で食卓を囲んでいるだろうな。

料理好きの母の手料理をやっと
父は食べられるようになったんだから。。

軽口を交わしながら、
二人で、
ボクや孫のことを見守っているんだな。
と、思いたい!!

この数か月。
つらかった。悲しかったけど、

よく思い出したのは、
両親との食卓風景。

ボクは、幸せな食卓で
過ごしたな。
育ったな。

そんな風に思っています。
感謝しています。

そして、
ボクの
和の食アカデミーの活動は、
ボクが育った食卓が原点なんだ。

と、深く気づかされました。

 

改めて思います。

思い出は、食卓の風景にある。
「お母さんの味」「家庭の味」となる
家庭料理は、家族に一生残る風景になる。

だって、
小さな時からずっと見ている風景だから。

ボクは、きっと両親が見守ってくれている
今のボクの家族との食卓を
これからも大切にしていきます。

そして、
娘たちには、
人生素直にやりたいことに
チャレンジしていってほしい。

娘たちが一喜一憂している姿も
両親にとって楽しみに違いない。

 

両親がいなければ、ボクは産まれていない。
両親がいなければ、ボクは育っていない。

料理好きの母親がいなければ、
料理の世界に入っていない。

会社経営の父親を見ていなければ、
起業もしていない。

 

今のボクがあるのは、
両親のおかげ。

ありがとう。
ありがとう。
ありがとう。

 

これからは、

天国にいる両親が
「ボクを産んでよかった」と
思えるように、

ボクは、和の食アカデミーの活動を
続けていきたい!

 

家庭料理は、家族の和を深める。
和の心を世界中に広めていきたい!

これからそんな夢に没頭していきます!
皆さん、応援してくださいね!!

 

 

 

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