【2025年完全版】オンライン料理教室の始め方|必要な機材・集客方法・成功のコツまで全解説!

オンライン料理教室とは?対面との違い

「オンラインで料理を教えるって、実際どうなの?」
「本当に伝わるの?ちゃんと申し込んでもらえるの?」

そんな不安を感じている方も多いかもしれません。
でも、今やオンライン料理教室は、全国・全世界から生徒が集まる“可能性の宝庫”になっています。

実際、コロナ以降に一気に広がり、
地方在住・子育て中・海外在住など、リアル開催が難しい人ほどチャンスをつかんでいるジャンルでもあります。

▼そもそもオンライン料理教室とは?

オンライン料理教室とは、Zoomや録画配信を使って、画面越しに料理を教えるレッスン形態です。

一般的には以下のような形式があります。

・Zoomなどで“リアルタイム”に一緒に作るスタイル

・録画レッスンを見てもらい、質問対応だけ行うスタイル

・会員制(月額)や講座型(期間限定コース)などの“継続型”

▶︎ 僕のクライアントでも、「Zoom+Facebookグループ+課題提出」の形で対面以上の変化が出ている教室もあります。

▼オンライン開催のメリットとデメリット

メリット
デメリット
場所代・材料費がかからない
生徒との距離感が読みにくい
全国・海外からも受講可能
通信トラブルが不安要素に
子育て中・介護中でも自宅でOK
手元が見えにくいときはカメラ工夫が必要
リアルよりも“自分の世界観”を伝えやすい
準備と段取りが命(同時進行が難しい)

▶︎ デメリットもありますが、きちんと設計すれば“リアル以上の満足度”を出すことも十分可能です。

▼オンラインだからこそ作れる“体験価値”とは?

「オンラインではリアルのような感動はない」と思っていませんか?

でも実際には――

・普段と同じキッチンで、講師に質問しながら料理できる

・子どもをそばに置いたまま、習い事ができる

・家族で食べられる食卓が、そのまま“実践の場”になる

これは、対面では絶対にできないオンラインならではの強みです。

▶︎ “レッスン”というより“生活に寄り添う体験”として再設計すれば、ファンがついていきます。

次の章では、
「オンライン料理教室を始めるには、実際に何をすればいいのか?」
という始め方の具体的な5ステップを解説していきます。

オンライン料理教室の始め方|5ステップで解説

「オンライン料理教室をやってみたい」

そう思っても、実際には何から始めればいいのか分からない方がほとんどです。
ここでは、初めてでも迷わない5つのステップで、ゼロからオンライン教室を立ち上げる流れを解説します。

【ステップ①】誰に、どんな変化を届けるか?(ターゲット設計)

オンラインは全国どこからでも受講できるからこそ、ターゲットを絞らないと誰にも響きません。

例:「料理が苦手なワーママに、15分で夕飯が完成する術を」
例:「40代以上の女性が“整う食事”を学べる教室」
例:「海外在住の日本人ママ向けに、味噌・発酵食のある暮らしを届けたい」

▶︎ どんな人の、どんな悩みを、どう解決するか?を言語化してからスタートです。

【ステップ②】開催形式とツールを決める(Zoom or 録画?)

主な選択肢は2つ

・リアルタイム(Zoomなど)で“一緒に作る”スタイル

・録画を見てもらい、個別フォローだけ行う“オンデマンド型”

どちらが合うかは、ターゲットやあなたのライフスタイルによって変わります。

▶︎ Zoomは対話性・安心感があり、録画型は時差や育児との両立に◎
※ハイブリッド型も可能(例:録画視聴+月1グループZoomなど)

【ステップ③】必要な機材と環境を整える

意外と手軽に始められるのがオンラインの良さ。
最低限、以下があればOKです。

機材
推奨内容
カメラ
スマホでもOK。可能ならWebカメラ(HD対応)
三脚
スマホ・カメラ固定用。手元用・正面用で2本あると便利
マイク
ピンマイクがあると聞き取りやすい
照明
リングライトや自然光を活用。顔と手元が明るく映るように
通信環境
Wi-Fi必須。Zoomなら5Mbps以上(上り・下り)推奨

▶︎ 不安なら、Zoomで1人テスト撮影 → 録画確認がおすすめです。

【ステップ④】レッスン内容・価格・期間を設計する

オンラインでは、「レシピを教えるだけ」ではなく、変化のストーリーを設計しましょう。

・単発レッスン→お試し感覚で入りやすい
・3ヶ月/6ヶ月講座→学びと変化をじっくり育てられる
・材料配送付き→手間ゼロで“プレミアム感”が増す

価格の目安(あくまで参考):

スタイル
価格帯目安
単発レッスン
3,000〜8,000円
コース制(月1)
月1万円前後〜
材料付き
1.5〜2倍の設定が可能

▶︎ オンラインでも「人で選ばれる設計」があれば、高単価も実現できます。

【ステップ⑤】申込・決済・告知の仕組みをつくる

申し込みの導線はシンプルに。

以下のような組み合わせが多いです。

告知:Instagram/LINE公式/メルマガ

申込フォーム:Googleフォーム/STORES予約/ペライチなど

決済:STORES決済/PayPal/Stripeなど

▶︎ 申込→決済→確認メールの“流れ”を整えるだけで、教室の信用度が一気に上がります。

次の章では、オンラインでも“満席”になるための集客のコツを紹介します。
「どうやって申し込まれるようになるのか?」を知りたい方は必見です。

オンラインでも満席になる集客のコツ

「Zoomレッスンを企画したけど、誰も申し込んでこなかった…」
「SNSに投稿しても、全然反応がない…」

オンライン料理教室では、“申し込みまでの導線設計”がすべてと言っても過言ではありません。
ここでは、リアルなしでも“オンラインだけで満席になる教室”がやっている集客のコツを解説します。

【1】信頼を生む発信=「何を教えるか」より「誰にどんな変化を起こすか」

多くの発信は「●●の作り方」「レシピ紹介」になりがちですが、
それでは“無料の料理動画”と差別化できません。
集まる教室の発信はこんな視点です:

・「こんな悩み、ありませんか?」と共感から入る
・「私自身もできなかったけど、こう変われた」を語る
・「この教室でどんな変化があるのか」をイメージさせる

▶︎ 発信の目的は、「知識を伝えること」ではなく、「この先生に会いたい」と思わせること。

【2】SNSだけに頼らない“育てる導線”を持つ

SNS投稿は「出会いの場」ではありますが、“申し込みの場”ではありません。

反応が薄いからといって、SNSをやめるのはもったいないですが、
それ以上に必要なのが、「濃い関係性を育てる場所」です。

・メルマガやLINE公式で、教室の価値観やストーリーを語る
・ブログやYouTubeで、世界観を深く伝える
・登録者限定の特典(無料レシピPDFなど)で信頼関係を築く

▶︎ SNSで「出会い」、メルマガやLINEで「信頼を育て」、そこから「申込みへつなげる」流れが理想です。

【3】最初の反応が薄くても“仕組み”が育ててくれる

「インスタを1ヶ月やっても反応がゼロ…」
「ライブ配信したのに、誰も来なかった…」

そんな時にやめてしまう人も多いのですが、本当に大事なのは“継続”と“仕組み”です。

・発信が増えるほど、検索にも引っかかるようになる
・1人目の申し込みが入れば、それが“実績”になる
・過去の投稿が“信頼の証拠”になっていく

▶︎ 発信と集客は「点」ではなく「線と面」で育てていくもの。
一発バズではなく、じわじわと信頼を積み重ねることが満席につながります。

次の章では、実際にオンライン料理教室で成功している講師たちのリアルな事例をご紹介します。
地方・海外・子育て中でもうまくいっている人たちの共通点が見えてきます。

実際にオンラインで成功している教室の事例紹介

ここでは、実際にオンライン料理教室を立ち上げ、継続的に生徒が集まっている講師たちのリアルな事例をご紹介します。

「特別な人だけが成功しているわけじゃない」
むしろ、不安やゼロの状態から始めた人ほど、成果を出しています。

【事例①】地方在住でも全国から生徒が集まる講師

この方は、東北のとある町で暮らす40代の主婦。
「自宅で教室をするには立地が悪いし、人が来ない」と諦めかけていました。

でも、「発酵食と暮らし方」をテーマに、オンライン講座+動画講座+Zoom交流会という形に切り替えたところ、
関東・関西・海外からも生徒が集まり、毎回満席に。

▶︎ 「場所」に縛られない=強みになる。
 “学びたい人は全国にいる”ということを体感された事例です。

【事例②】海外在住・育休中でも売上を出している講師

シンガポール在住の30代女性。
小さな子どもがいて、外での活動は難しい状況。

「日本の食文化を海外で伝えたい」と考え、
日本時間で早朝クラス+録画視聴+オンライン質問会という形でスタート。
初回は3名の参加でしたが、半年で50名以上の受講生に。

▶︎ 「今の生活環境では無理」と思っていたことが、逆に魅力として選ばれる理由になったケースです。

【事例③】対面ゼロでも高単価コースを成立させた講師

都内在住・元会社員の女性。
「人前で話すのが苦手」「対面の教室には抵抗がある」と感じていました。

そこで、「食を通じた自己肯定感UP」というテーマに特化した6ヶ月オンライン継続講座を設計。
Zoomグループ+動画講座+個別添削で、1コース15万円、初回募集で5名成約→その後も満席が続く人気講座に。

▶︎ コンテンツの深さと“設計の丁寧さ”があれば、対面でなくても高単価は実現できるという好例です。

▼事例に共通しているのは、「自分らしい教室設計」と「伝え方」

・全員が“有名インフルエンサー”というわけではありません
・大量投稿や過激なリールで集めたわけでもありません

共通していたのは、「誰に」「何を」「どう届けるか」を丁寧に設計し、それを言葉で伝えたこと。

▶︎ オンラインであっても、“熱量”は届きます。
むしろ、画面越しだからこそ、言葉と設計の力がものを言います。

次の章では、オンライン料理教室を成功させる5つの考え方(マインドセット)をお伝えします。

オンライン料理教室を成功させる5つの考え方

「機材も整えたし、やり方も分かってきた。だけど…やっぱり不安。」

そんな方のために、実際にオンラインで成功した講師たちに共通する“在り方”や“考え方”を、5つにまとめてお伝えします。
やり方以上に、“どう考えるか”が結果を左右するのがオンライン教室の世界です。

① 伝え方の9割は「空気感」で決まる

オンラインでは、言葉・表情・声のトーンがすべてです。

「この先生、なんか安心する」
「この空気感、好きかも」

そんな感覚的な要素が、集客にもリピートにも影響します。

▶︎ 完璧なレシピや滑らかな話より、あなたらしさや誠実さがにじみ出る空気感が何より大切。

② 1人でも開催する“覚悟”が、信頼になる

「申し込みが1人しかいないから中止にします…」
ではなく、“1人でもやる”という姿勢が、次の申込者の信頼につながります。

▶︎ 1人で受けた生徒が「丁寧に教えてくれた」「濃かった」と感動し、次に“紹介”を生むことも。

③ 「操作が不安な人こそ」教える価値がある

「オンラインに慣れてないから無理かも…」
そう思っているあなたのような人が、一番、生徒に寄り添える人です。

▶︎ Zoomの操作説明からサポートするスタイルは、それ自体が強みになります。

④ “レシピを見せる”のではなく、“一緒に作る体験”を売る

オンラインでは、プロのように見せるより、
「一緒に作る・寄り添う・日常に落とし込む」が支持されます。

▶︎ 完成度ではなく、生徒の“できた!”を引き出せるかどうかがリピートに直結します。

⑤ オンラインだからこそ、“リアルを超える価値”を設計する

・対面では話せない本音が出せる空気感
・毎回録画で復習できる仕組み
・自宅のキッチンでそのまま実践できる利便性

▶︎ 「不便だからこそ考えた」オンラインならではの工夫が、感動と差別化につながります。

▼まとめ:オンラインで成功する人は、“不安でもやる人”

全員が最初から自信満々だったわけではありません。
最初は不安でも、動きながら整えていく人が、結果を出しています。

まとめ|オンライン料理教室は“これからの時代の武器”になる

ここまで読んでくださったあなたは、
きっと「オンライン料理教室をやってみたい」という想いを、
どこかに持っている方だと思います。

そして同時に、

「本当にできるかな?」
「伝わるかな?」
「申し込みがあるのかな?」

そんな不安も抱えているかもしれません。

でも大丈夫です。
その不安を乗り越えて、すでに結果を出している人たちも、みんな最初は同じ気持ちでした。

▼オンライン料理教室は“場所と時間に縛られない働き方”を叶える選択肢

・小さな子どもがいても、自宅で開催できる
・地方や海外に住んでいても、生徒が全国・全世界から集まる
・レッスンの録画や配信で、時間にゆとりを持ちながら収入を得られる

▶︎ これは、これからの時代に合った「柔軟で持続可能なビジネスの形」です。

▼成功のカギは、“あなただけの価値を見つけて、伝えること”

・誰に
・どんな変化を
・どうやって届けるか

この3つを丁寧に設計し、仕組みと導線を整えれば、
オンラインでも、しっかり売上は立ちます。

むしろ、リアルよりも「伝え方」「設計」の力が問われるからこそ、
表面的なスキルよりも、“本気の教室”が選ばれる世界です。

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・オンラインでどう教えたらいいか不安
・何から始めればいいか整理したい
・実績もフォロワーもないけど、教室を仕事にしたい
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最後に。

オンライン教室に必要なのは、「完璧な機材」や「有名な肩書き」ではありません。
必要なのは、“やってみよう”という一歩と、あなた自身の言葉と想いです。

その想いが、
誰かの食卓を、暮らしを、人生を変える力になります。
あなたの教室が、そのきっかけになりますように。
応援しています。